- IT未経験だけど、インフラエンジニアになりたい
- インフラエンジニア向けのおすすめのスクールを知りたい
- インフラの勉強をしているけど、独学ではなかなか進まない
上記に当てはまる方向けに、IT業界で10年以上のキャリアを持ち、パブリッククラウドでインフラの構築や運用経験のある私が、未経験からインフラエンジニアへなりたい人向けにおすすめのスクールを紹介します。
インフラエンジニアとは

インフラエンジニアは、情報システムを稼働させる基盤となるコンピュータやネットワークなどのハードウェアと、OSやデータベースなどのソフトウェアの設計、構築、運用、保守を行うIT技術者です。
インフラエンジニアの職種と仕事内容
分類 | エンジニアの職種 | 仕事内容 |
開発~保守 | サーバーエンジニア | サーバー機器の構築、インストール・設定、保守を行う。 |
セキュリティエンジニア | セキュリティに考慮したシステムやネットワークの設計や運用、サーバ攻撃に対する対策など、情報システム全般のセキュリティ対策を行う。 | |
データベースエンジニア | データベースの設計、構築、運用を行う。 | |
ネットワークエンジニア | ネットワークの設計、構築、運用を行う。 | |
IoTエンジニア | IoT(Internet of Things)製品や技術を利用して、システムの開発を行う。 | |
クラウドエンジニア | AWSやAzureなどのクラウドを利用したインフラ構築や運用を行う。 |
おすすめのスクール早見表
RaiseTech (レイズテック) |
ウズウズカレッジ | リナックスアカデミー | |
コース名 | AWSフルコース |
未経験からエンジニアに【CCNAコース】 | Linux・ネットワークコース |
コース内容 | WEBアプリ開発、AWS上での環境構築、infrastructure as codeの実践(AWS構築作業のコード化) | ネットワーク、CCNA試験対策(※) ※世界最大手のネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ認定資格 |
コンピュータ理論、ネットワーク、Linuxの構築や基本操作 |
主に身につくスキル | プログラミング(Ruby on Rails)、AWS、Git | ネットワーク(CCNA取得レベル) | ネットワーク、Linux(OS) |
代表的な職種 | Webエンジニア、クラウドエンジニア | ネットワークエンジニア | サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア |
価格(定価) | 398,000円 | 220,000円 | 要問合せ |
授業スタイル | オンライン授業(過去動画の視聴による復習も可能) | オンライン授業、eラーニング | オフライン少人制授業、予習・復習用のオンライン動画講座 |
学習期間 | 4か月(全16回 (週1回/1回あたり120分)) | 1か月 | 昼間:2か月 夜間・土日:2~6か月 |
就職・転職支援 | あり | あり | あり |
スクールに通う上での注意
各スクールの授業料はいづれも高額ですが、カリキュラム作成、教師の育成や授業実施にかかる人件費、授業用のインフラ環境準備、広告宣伝費などを考えると、妥当なコストと思われます。
高い授業料を無駄にしないために、スクールを利用しない方がよい人と利用した方がよい人を以下で説明します。
スクールを利用しない方がよい人
スクールを利用しない方がよい人は、
- スクールの授業を受けて、転職支援を受ければエンジニアになれると思っている
- スクールの授業を受ければ、エンジニアに必要な最低限の知識が身につくと思っている
- 分からないことがあった場合、自力で解決する努力を怠る
です。
上記に当てはまる人はスクールを利用しても、エンジニアになれないorエンジニアとして成長できない可能性が高いので、スクールに行くことやエンジニアになることを考え直した方がよいです。
スクールを利用した方がよい人
スクールを利用した方がよい人は、
- 既に自分で学習しているが、効率的に学ぶためスクールを利用する
- 学習していて分からないことを、スクールの講師へ質問したい
- 分からないことがあっても、自力で調べる努力ができる
です。
上記に当てはまる人は、スクールを利用して、インフラエンジニアになれる可能性が高いので、スクールに通うことを考えてよいです。
RaiseTech(レイズテック) ~AWSフルコース~

RaiseTech(レイズテック)のAWSフルコースは、4カ月でWEBアプリ開発、AWS上での環境構築とコード化をオンライン講座で学べるスクールです。
RaiseTech(レイズテック)のAWSフルコースのメリットは、
- 学習対象のプログラミング言語が、Webアプリ開発でメジャーなRuby on Rails
- 学習対象のパブリッククラウドが、一番シェアの高いAWS
- 実際の開発で必要になりやすいプログラミングとクラウドでの環境構築をセットで学べる
です。
需要の高いスキルを学べるので、就職・転職の際のスキルマッチしやすいです。
RaiseTech(レイズテック)のAWSフルコースのデメリットは、
- プログラミング~インフラと学習範囲が広いため、スクールで学んだことだけだと、広く浅い知識で終わってしまう
- OS、ネットワーク、DBの知識がないと、よく分からないけど言われた通りやったら動いただけで、終わってしまう。
- 他の会社のコースと比べて高い(※授業時間や学習範囲が広いため、妥当と思います。)
です。
パブリッククラウド(AWS)の良くも悪くもの部分ですが、AWSの各サービスを理解していなくても、言われた通りやればインフラ構築てきてしまいます。
※学習スタイルが合わない場合、2週間全額返金保証あり
ウズウズカレッジ ~CCNAコース~
ウズウズカレッジのCCNAコースは、1か月でネットワークの基礎を学び、ネットワーク機器メーカー最大手のシスコシステムズ認定資格であるCCNAの取得を目指せるスクールです。
ウズウズカレッジのCCNAコースのメリットは、
- ネットワークに絞って学習できるため、専門領域を特化できる
- CCNAを取得できるようにカリキュラムが組まれており、CCNA合格を目指しやすい
- CCNAの資格を取得することで、就職・転職時のアピールになる
です。
ネットワークのスキルを足掛かりにインフラエンジニアとして就職・転職しやすいです。
ウズウズカレッジのCCNAコースのデメリットは、
- ネットワーク以外のスキル(OS、DB、クラウドなど)を学習できない
- ネットワークエンジニア以外のインフラエンジニアへ就職・転職しづらい
です。
リナックスアカデミー ~Linux・ネットワークコース~
リナックスアカデミーはのLinux・ネットワークコース はLinux(OS)の構築とネットワークを学べるスクールです。
Linuxとネットワークを実践レベルで学べるので、インフラエンジニアを目指す上で、必要なスキルを網羅的に学べます。
ただし、2021/6/27時点では、 法人クラスと合同で開講されており、コースを受講するには要問合せです。
まとめ
インフラエンジニアへなりたい人向けのおすすめのスクールの再掲です。
RaiseTech (レイズテック) |
ウズウズカレッジ | リナックスアカデミー | |
コース名 | AWSフルコース |
未経験からエンジニアに【CCNAコース】 | Linux・ネットワークコース |
コース内容 | WEBアプリ開発、AWS上での環境構築、infrastructure as codeの実践(AWS構築作業のコード化) | ネットワーク、CCNA試験対策(※) ※世界最大手のネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ認定資格 |
コンピュータ理論、ネットワーク、Linuxの構築や基本操作 |
主に身につくスキル | プログラミング(Ruby on Rails)、AWS、Git | ネットワーク(CCNA取得レベル) | ネットワーク、Linux(OS) |
代表的な職種 | Webエンジニア、クラウドエンジニア | ネットワークエンジニア | サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア |
価格(定価) | 398,000円 | 220,000円 | 要問合せ |
授業スタイル | オンライン授業(過去動画の視聴による復習も可能) | オンライン授業、eラーニング | オフライン少人制授業、予習・復習用のオンライン動画講座 |
学習期間 | 4か月(全16回 (週1回/1回あたり120分)) | 1か月 | 昼間:2か月 夜間・土日:2~6か月 |
就職・転職支援 | あり | あり | あり |
目指したいエンジニアの種類によって、受講するスクールは変わります。
迷う場合は、就職・転職先から需要が多いスキルを学べるRaiseTech(レイズテック)のAWSフルコースがおすすめです。
最後に関連記事を紹介します。
↓インフラエンジニアに必要なスキル・仕事内容・転職についての記事です。

https://penrako.com/infrastructureengineer/(別ウインドウ)
↓基本情報技術者試験の試験概要・取得メリット・効率的な勉強方法を解説した記事です。
https://penrako.com/fe/
https://penrako.com/fe/(別ウインドウ)