- 無料でUiPathを学習したい
- UiPathアカデミーをどうやって始めれば良いか分からない
- 初心者向けにお勧めのUiPathアカデミーのコースを教えてほしい
という方に向けに、RPAの開発や運用計画に携わる私が、無料で学べるUiPathアカデミーの利用方法、お勧めのコースを分かりやすく説明します。
関連記事 【UiPath】Udemyのオンラインコースでワンランク上のロボット作成技術を学ぶ

システム開発,クラウド構築,サービス企画まで幅広い経験を持つITエンジニア。当ブログでは、UiPathや資格取得のノウハウを発信します。profile詳細 / twitter:@fpen17
UiPathアカデミーとは
UiPath アカデミーは、UiPath社が提供する無料で学べる RPA のオンライン学習サービスです
UiPathアカデミーの特徴は、
- 無料で学べる
- 初心者から上級者まで、幅広いトレーニングコースが用意されている
- インターネットが使用できれば、自宅でも会社でも学習できる
です。
個人登録でもUiPathアカデミーを受講出来るので、自宅でキャリアアップを目指すことも可能です。
UiPathアカデミーの利用方法
UiPathアカデミーは、UiPathアカウントでログインすることにより利用できます。
UiPathアカウントを作成している前提の手順を紹介するため、UiPathアカウントを作成していない方は、「無料で使えるUiPath Studioのインストール方法」の「Community Cloudの利用登録方法」を参照して、UiPathアカウントを作成してください。
①UiPathアカデミーの紹介サイトに開きます(左記のリンクをクリック)。
②真ん中あたりの[UiPathアカデミーに登録する]をクリックする。

③右上の[Login/Sign up]をクリックする。

④「無料で使えるUiPath Studioのインストール方法」でUiPathアカウントを作成済みの方は、[メールアドレスで続行]をクリックする。

※アカウントを作っていない方は、右下の[登録]をクリックする。(こちらの手順は、無料で使えるUiPath Studioのインストール方法 の「Community Cloudの利用登録方法」を参考にしてください。)
⑤UiPathアカウントのメールアドレス、パスワードを入力し、[ログイン]をクリックする。

⑥規約の同意にチェックを入れて、[Confirm]をクリックする。

⑦赤枠の選択/入力欄をアップデートして、[Update]をクリックする
入力項目の説明は以下表の通りです。
Employment Status | 職業 を選択する |
---|---|
Company | 会社名 を入力する |
Job Title | 職種 を選択する |
Country | Japan を選択する |
Language | Japanese を選択する |
⑧UiPathアカデミーのトップページが表示されます。

UiPathアカデミー お勧めのコース
UiPathアカデミーのお勧めのコースを以下表にまとめました。
コース名 | 受講時間目安 | コースの内容 | 対象者 |
RPA 概論コース | 1.5時間 | ・RPAの必要性 ・RPA 推進方法 ・UiPath の RPA ソリューション |
RPA を始めて学ぶ人 |
UiPath StudioX 開発コース | 4時間 | ・StudioX に適した業務 ・基本的な操作の説明 ・Office 製品に対してワークフローで開発する手順 |
非ITエンジニア |
UiPath Studio 開発入門コース | 2.5時間 | ・Studioのインストール
・Studioの基本的な操作 ・簡単なワークフローの作成 |
ITエンジニア |
UiPath Studio 開発 初級コース | 30時間 | ・レコーディング/データスクレイピングを使った開発
・変数・データ型の理解と活用 ・VB.NET を使った文字列操作 ・Excelの操作 ・セレクタの編集 |
ITエンジニア |
UiPath Studio 開発 中級コース | 30時間 | ・UI上の入力操作
・エラーと例外処理 ・デバッグ ・ワークフロー開発のベストプラクティス |
ITエンジニア |
※ワークフロー:UiPathで作成したプログラムのことを指します
ITエンジニア向けのお勧めコース
RPA以外でプログラミングや開発経験があるITエンジニア、もしくはITエンジニアを目指したい方は、
- RPA 概論コース
- UiPath Studio 開発入門コース
- UiPath Studio 開発 初級コース
- UiPath Studio 開発 中級コース
の順に学習することで、基本的なワークフローの開発とお作法を学べます。
早く開発を始めたい人は、基本的な開発方法が網羅されている①~③までを受講すると良いです。
ただし、例外処理やデバッグなどエンジニアであれば、抑えておきたい内容が④に含まれているので、可能であれば④も受講しておきたいところです。
非ITエンジニア向けのお勧めコース
非ITエンジニアの方は、
- RPA 概論コース
- UiPath StudioX 開発コース
の順に学習することで、RPA化向きの業務と簡単なワークフローの作成方法を学べます。
StudioXは、Studioを非ITエンジニア向けに簡略化したツールなので、とっつきやすいです。
【番外編】UiPathアカデミー以外の学習方法
有料のオンライン講座
無料のUiPathアカデミーを受講すれば、一通りの知識は身に付きます。
ただ、さらに実践的なロボット作成を学びたい方向けにはUdemyのUiPathのコースがおすすめです。
関連記事 【UiPath】Udemyのオンラインコースでワンランク上のロボット作成技術を学ぶ
ITの基礎を学習
非ITエンジニアやITエンジニアを目指す方が、UiPathアカデミーの学習だけを行った場合、実戦で思うようにRPAを作成出来ず、行き詰まることが多いです。
少し複雑なプロセスを作成しようとすると
- Windowsの仕組み
- Webサイトの仕組み
- ネットワークの仕組み
- アルゴリズム
- 変数の概念
- テストの方法
など、ITの基礎を理解しなければならないためです。
上記の課題解決として、効率的にITの基礎を理解できて、資格を取れる情報処理技術者試験の学習と資格取得をお勧めします。
私がIT業界で働いた約15年の間、新しい製品やサービスは色々登場しました。しかし、コンピュータの基本的な概念は変わりません。効率的に勉強出来て一生ものの資格である情報処理技術者試験は非常にコスパが良いと感じています。
また、キャリアアップや転職する場合も、情報処理技術者試験は有効な資格です。
RPAがメイン、担当業務がサブの位置づけで、ITエンジニアとしてのキャリアを始めたい方は、ITを提供する側の資格である「基本情報技術者試験」の資格取得を目指すと良いです。基本情報技術者試験の概要や学習方法は、以下記事を参考にしてください。
関連記事 【基本情報技術者試験】概要、出題範囲、試験時間、合格率を解説
担当業務がメイン、RPAをサブの位置づけでキャリアを伸ばしたい方は、ITを利用する側の資格である「ITパスポート試験」の資格を取得すると良いです。ITパスポート試験の概要や学習方法については、以下記事を参考にしてください。
関連記事 ITパスポートとは? 現役SEが難易度、試験時間、合格率を解説
まとめ
- UiPathアカデミーは無料で学習できて、必要な知識は一通り学べる
- ITエンジニアにおすすめのコースは、RPA 概論コース、UiPath Studio 開発入門コース/初級コース/中級コース
- 非ITエンジニアにおすすめのコースは、RPA 概論コース、UiPath StudioX 開発コース
関連記事 【UiPath】Udemyのオンラインコースでワンランク上のロボット作成技術を学ぶ
\教育訓練給付金対象講座なら受講料最大45万円給付/
*オンライン個別説明会&相談会への参加は無料
関連記事 現役SEエフペンがもしIT未経験からWebエンジニアを目指すならプログラミングスクール【ディープロ】を受講する
